专利摘要:

公开号:WO1991007282A1
申请号:PCT/JP1990/001484
申请日:1990-11-15
公开日:1991-05-30
发明作者:Hiroko Hayashi
申请人:Seiko Epson Corporation;
IPC主号:C09D11-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 イ ンク ジュ ッ ト記録方法 技 術 分 野
[0002] 本発明は、 オンディ マン ド型ィ ンクジヱッ ト記録方法 に関し、 特に印字安定性を改良したィ ンクジュッ ト記録 方法に関する。
[0003] 背 景 技 術
[0004] オンディ マン ド型イ ンクジェッ ト記録装置は、 第 1図 のように、 基本的には、 イ ンク噴出ヘッ ド 1 0、 イ ンク 供給管 1 6、 イ ンクタンク 1 7から成り、 電気信号に応 じて圧電素子 1 1がたわむことによりキヤ ビティ 1 3の イ ンクが圧縮されノズルォリフィ スよりイ ンク滴として 噴出され、 これにより文字♦画像の記録を行なう もので める。
[0005] 該記録方法においては、 キヤ ビティ 1 3にとどまった 気泡が電気信号が印加されて圧電素子がたわんだ時に圧 力を吸収し、 ノズルオリ フィ スより安定したイ ンク滴を 発生させなかったり、 イ ンク滴の形成ができなかったり して印字に悪影響をおよぼす等、 気泡に対して非常に弱 点を持つことがわかっている。 従って、 キヤ ビティ 内の 気泡を速やかに排出できるかどうかは、 オンディ マン ド 型イ ンク ジュッ ト記録方法においては非常に重要な問題 である。
[0006] また、 イ ンク噴出へッ ド、 ィ ンク供耠管、 イ ンクタン クから成るイ ンク系部材は、 種々の材質からできている が、 成形性、 コス ト、 その他の要求特性から、 その多く はプラスチックから成っているのが現状である。 さらに プラスチックは量産性があること、 成形できること、 溶 藿できること、 耐薬品性が俊れていること、 低コス トで あること等、 イ ンクジヱッ ト用へッ ド材質としても十分 なメ リ ッ トを持っているため広く その利用が検討—されて きている。
[0007] しかし、 イ ンク系部材がプラスチックの場合、 一般的 にプラスチックの表面 ネルギ一は低いため、 液体が濡 れにく いという特性がある。 すなわち、 プラスチック表 面に頑固に付着した気泡は排出動作を行なっても濡れ性 が悪いため気泡がキヤ ビティ 内に滞り、 これに起因して 印字安定性が低下するという問題を抱えていた。
[0008] そこで、 従来、 プラスチックの表面に特定の処理を施 すことにより、 その濡れ性を改善する試みが行なわれて いた。
[0009] しかし、 プラスチックの表面処理は、 工程が煩雑であ ること、 処理効果の持銃性にも問題があること、 コス ト が大幅にァップすること等の問題を残しているのが現状 である。
[0010] 従って、 本発明の目的は、 プラスチックの低コス トと いう特徵を損なう事なく、 高印字品質で印字安定性の俊 れたイ ンクジュ ッ ト記録方法を提供する事にある。
[0011] 発明の開示
[0012] 本発明によるィ ンクジヱッ ト記録方法は、 イ ンクジェ ッ ト記録装置におけるィ ンク供給系部材の少なく とも一 部がプラスチック材料からなり、 該プラスチッ ク材料に 対する接触角が 1 0〜 6 0 ° の範囲にあるイ ンク組成物 を当該イ ンクジ ッ ト記録装置の供給ィ ンクとして使用 することを特徵とするものである。
[0013] 図面の簡単な説明
[0014] 第 1図は、 オンディ マン ド型イ ンクジヱッ ト記録装置 の構成原理を示す概要図である。
[0015] 発明を実施するための最良の形態
[0016] 以下、 本発明をさらに詳しく説明する。
[0017] 本発明者らは、 印字安定性を改良すべく検討を行なつ た結果、 イ ンクとイ ンク系部材のプラスチックの相性、 すなわちイ ンクのプラスチックに対する接触角が印字安 定性を含めた記録特性に大きな影響を与えていることが わ力、つた。
[0018] そこで、 各種プラスチッ クに対するイ ンクの接触角を 変化させ、 そのイ ンクを用いて印字安定性及び印字品質 等の記録特性を評価した結果、 イ ンクのプラスチッ ク に 対する接触角が、 1 0 ° 以上 6 0 ° 以下であれば印字安 定性及び印字品質のいずれをも満足することがわかった, 該プラスチックに対する接触角が、 1 5 ° 以上 5 0。 以 下であればさらに好ま しく、 最も好ま しく は該プラスチ ックに対する接触角が 2 0 ° 以上 4 0。 以下のイ ンクを 用いる場合である。 また、 イ ンク系部材に於いてイ ンク 噴出へッ ドがプラスチックから成る場合においては、 該 プラスチックに対する接触角が 1 0 ° 以上 6 0 ° 以下で あれば印字安定性及び印字品質等の記録特性を調和的に 満足することがわかった。
[0019] イ ンク系部材に使われるプラスチック材として 、 柔 軟性、 耐熱性、 成形精度、 耐ィ ンク性、 コス ト等の要求 特性を満足するものを適宜選択することができ、 具体的 には、 ポリエチレン、 す;リ プロ ピレン、 ナイロン、 塩化 ビニル、 ポリアセタール、 テフロン、 アク リル樹脂、 A S樹脂、 A B S樹脂等が挙げられる。 これらは、 さら に要求特性を満足させるためにアルミ ラ ミネ一 ト等の手 段を用いることもある。
[0020] また、 本発明で使われるプラスチックへッ ドは、 ポリ サルホン、 ポリ カーボネー ト、 ポリエーテルサルホン、 ポリエーテルィ ミ ド等の非晶性樹脂を用いるのが良好で あるが、 要求特性を満足するものであれば上記以外のプ ラスチッ ク も用いることができる。
[0021] 本発明に用いるィ ンクについて説明する。 本発明の記 録用イ ンクは、 少なく とも着色剤、 ノズル目詰ま りを防 止するための湿潤剤、 濡れ性ないし接触角を調整する添 加剤、 溶媒である水からなる。 本発明に用いる着色剤と しては有機、 無機顔料、 及び酸性染料、 塩基性染料、 直 接染料のいずれかあるいは混合したものを使用する こと ができる。 具体例を挙げると、
[0022] カーボンブラ ッ ク M A 7, M A 8 , MA I
[0023] 00, # 40, #45, # 50
[0024] (三菱化成工業製)
[0025] C . I . ビグメ ン トイエロ一
[0026] 1、 2、 3 5、 1 2
[0027] C . I . ビグメ ン ト レ ッ ド
[0028] 2、 3、 5 16、 23、
[0029] :.31、 49 57、 63
[0030] C , I , ビグメ ン トブルー
[0031] 1、 2、 1 5、 1 6、 1 7 等が挙げられる。
[0032] 染料と しては、
[0033] C. I . ダイ レク トイエロ一
[0034] 1 2、 26、 86、 130 C . I . ダイ レク ト レッ ド
[0035] 9、 1 3、 17、 23
[0036] C . I . ダイ レク トブルー
[0037] 78、 86、 1 9
[0038] C . I . ダイ レク トブラ ッ ク
[0039] 1 9、 22、 28、 1 54 C . I . アシッ ドイェロー
[0040] 23 s 25
[0041] C . I . アシッ ドレッ ド
[0042] " 52、 254s 2 S 9
[0043] C . I . アシッ ドブルー
[0044] 9、 254
[0045] C . I . アシッ ドブラック
[0046] 52、 172、 208
[0047] C . I . フー ドブラック
[0048] 2
[0049] 等がある。 添加量は十分な色濃度が得られかつィ ンク粘 度を抑えるために 0. . から 10vt¾^ よい。
[0050] 本発明によるィ ンク組成物においては、 上述した着色 成分の他に、 エチレングリ コール、 ジエチレングリ コー ル、 ト リエチレングリ コール、 ポリエチレングリ コール およびグリセリ ンからなる群から選ばれた少なく とも 1 種からなる湿潤剤および水を含有させることができる。
[0051] 上記湿潤剤の含有量は、 通常、 1〜25重量%であり、 さらに好ま しく は 5〜 1 5重量%添加する。 水は、 75 〜 95重量%の範囲で含有し、 さらに好ま しく は 80〜 90重量%添加することが望ま しい。
[0052] ィ ンク組成物としては、 濡れ性、 特に接触角を調整す る添加剤として下記一般式 ( I ) および または (Π) で表される化合物を、 単独もしく は混合物として、 0 〜 5重量%含有する
[0053]
[0054] ( I )
[0055] (ただし、 上式中、 R丄は、 水素、 アルキル基、 ァ ミ ノ基、 水酸基、 およびハロゲンから選ばれた基、
[0056] R 2および R つは、 各々、 水素またはアルキル基、 R 4は、 水素またはァミ ノ基、
[0057] Mは、 アルカ リ金属、 またはアル力ノールアミ ンであ る。 )
[0058]
[0059] (ただし、 上式中、 Rェは、 水素、 アルキル基、 アミ ノ基、 水酸基、 およびハロゲンから選ばれた基、
[0060] Rつは、 置換もしく は非置換のアルキル基である。 ) 上記一般式 ( I ) の化合物の好ま しい具体例としては、 下記のものが挙げられる。
[0061] ① 丄が水素、 Rつおよび Rつが各々メチル基、 R 4 がァ ミ ノ基、 Mがナ ト リ ウムからなるもの。 - s -
[0062] ② が水酸基、 R 2および R 3が各々メチル基、 R 4がア ミ ノ基、 Mがリチウムからなるもの。
[0063] ③ Rェがアミ ノ基、 R 2および Rつが各々水素、 R がァミ ノ基、 Mがナト リ ウムからなるもの。
[0064] ④ R iが水素、 R 2および R つが各々水素、 R 4が水 酸基、 Mがナ ト リ ウムからなるもの。
[0065] ⑤ がメチル基、 R 2および Rつが各々メチル基、 R 4がア ミ ノ基、 Mがー N ( C H C H 0 H ) つおよ びナ ト リ ウムからなるもの。
[0066] —方、 上記一般式 (Π ) の化合物の好ま しい具体例と しては、 下記のものが挙げられる。
[0067] ① !^丄が水素、 Rつ フエニル基、 Mがナ ト リ ウムか らなるもの。
[0068] ② 丄が水酸基、 Rつがメチル基置換フユニル基、 M がナ ト リ ウムからなるもの。
[0069] ③ ェがァ ミ ノ基、 Rつが水酸基置換フユニル基、 M がナ ト リ ウムからなるもの。
[0070] ④ !^丄が水素、 R 2がアミ ノ基置換フヱニル基、 Mが ナ ト リ ウムからなるもの。
[0071] さらに本発明においては、 イ ンク組成物のプラスチッ ク材料に対する接触角を上述した最適範囲に調整する成 分と しては、 前記化合物ともに、 あるいは前記化合物に 替えて、 界面活性剤を適宜添加することができる。 この ような目的で添加する好ま しい界面活性剤としては、 た とえばォレイ ン酸カ リ ウム、 ラウ リ ン酸ナ ト リ ウム、 ジ ォクチルスルホコハク酸ナ ト リ ウムなどの脂肪酸塩が挙 げられる。 これら界面活性剤は、 通常、 0 . 0 1〜 1 0 重量%程度添加し、 ま しく は 0 . 1〜5重量%添加す 0
[0072] 実験例
[0073] 以下、 本発明を実施例に沿って詳細に説明する。
[0074] - まず、 以下に示すイ ンク組成物 〔A〕 、 〔B〕 、 〔 C〕 を基本組成と してプラスチックの濡れ性を調整す §ため の添加剤とし 各々界面活性剤であるォレイン酸力 リ ウ ム、 ラウ リ ン酸ナ ト リ ウム、 ジォクチルスルホコハク酸 ナ ト リ ウムの添加量を変え、 イ ンクを調整した。
[0075] 第 1表に評価したィ ンクの種類を示す。
[0076] くイ ンク組成物 A >
[0077] 染料 C . I . ダイ ノク トブラ ック 1 9 1 % 溶剤 グリセリ ン 0 % 水
[0078] <イ ンク組成物 B >
[0079] 染料 C . I . ダイ レク トブ ッ ク 1 9 2 % 溶剤 ジエチレングリ コール 5 %
[0080] ェタノ一ノレ 6 % 水 <ィ ンク組成物 c >
[0081] 染料 C . I . ダイ レク トブル 8 6 2 % 溶剤 ト リエチレングリ コール 5 % 水 - 第 1 表
[0082] まず、 第 1表に示すイ ンクの第 2表に示すイ ンク系部 材に対する接触角を測定した結果を第 3、 4、 5表に示 す。 接触角は、 接触角計 (協和界面科学 (株) ) を用いて 0 sec 後の値を読みとつた値である。
[0083] 2 表
[0084] ィ ンク系の構成部材と最適な印字条件
[0085]
[0086] ィ ンク系の檎成部材 - N o へ 'ソ 供 耠 管 タ ン ク
[0087] N 0 . ホウゲイ酸ガ ポ リ エチ レ ン ポ リ エチ レ ン ラス
[0088] A 1 2 0。 8 7 ° 8 5 °
[0089] 2 1 8 6 5 6 7
[0090] 3 1 5 4 0 4 1
[0091] 4 1 3 3 5 3 3
[0092] 5 5 3 0 3 1
[0093] B 1 2 1 7 7 7 2
[0094] 2 1 8 5 8 5 9
[0095] 3 1 6 4 7 4 2
[0096] 4 1 4 4 0 3 8
[0097] C 1 1 0 2 5 2 8
[0098] 2 则定不可 1 3 1 2
[0099] 3 † 測定不可 測定不可 2 ―
[0100] 第 4 表 ィ ンク系の構成部材 -N o. 2
[0101] N へ 'ソ タ ン ク 0 . 供 給 管
[0102] ポ リ サノレホ ン テフロ ン ナイ ロ ン
[0103] A 1 80 ° 90° 80。
[0104] 2 64 75 60
[0105] 3 53 63 40
[0106] 4 46 56 33
[0107] 5 38 49 24
[0108] B 1 70 80 68
[0109] 2 60 67 54
[0110] 3 52 59 40
[0111] 4 45 48 35
[0112] C 1 22 27 .21
[0113] 2 1 5 21 19
[0114] 3 測定不可 測定不可 測定不可
[0115] 3 ―
[0116] 第 5 表
[0117] ィンク系の構成部材 - o . 3
[0118] 次に、 第 1表に示すイ ンク と第 2表に示すイ ンク系部 材を用いて下記に示す記録特性について評価した。
[0119] 印字復帰試験
[0120] 連続印字において、 ドッ ト抜けや、 印字乱れ等の ト ラブル時の復帰時間を測定する。 復帰動作は、 へッ ド ノズル側から、 ポンプにより毎分 5 mlのィ ンクを吸引 する方法による。 印字安定性試験
[0121] 連続印字を行ない、 トータル印字ライ ン数をその間 に発生した ドッ ト抜けの回数で割り、 平均印字ライ ン 数を算出する。 その値により、 以下の判断基準にした がって判断する。
[0122] 1万ライ ン以下 : X
[0123] 1万〜 3万ライ ン : △
[0124] 3万〜 5万ライ ン : 〇
[0125] 5万ライ ン以上 : ◎
[0126] 印字品質
[0127] X e r o x P (富士 X e r o x社製) に印字を行 ない滲みの有無に着目し、 以下の判定基準に従って判 断する。
[0128] 滲みがなく鲜明な印字: ◎
[0129] 滲みが気にならない : 〇
[0130] 滲みがやや気になる : △
[0131] 滲みがひどい : X
[0132] 記録特性の評価結果を第 6、 7、 8表に示す, 第 6 表
[0133] ィ ンク系の構成部材 N 0 .
[0134] N 0 . 復帰性 印字安定性 印字品質
[0135] A 1 1 2 0 < X 〇
[0136] 2 2 5 SEC X ◎
[0137] 3 2 0 〇 ◎
[0138] 4 1 5 ◎ ◎
[0139] 5 1 2 ◎ ◎
[0140] B 1 5 4 X ◎
[0141] 2 2 9 〇 ◎
[0142] 3 2 4 〇 ◎
[0143] 4 1 7 ◎ ◎
[0144] C 1 1 0 ◎ ◎
[0145] 2 1 0 〇 ◎
[0146] 3 1 2 0 < X X
[0147] 第 7 表
[0148] ィ ンク系の構成部材 -N o. 2
[0149] N 0 . 復 帰 性 印字安定性 印字品質
[0150] A 1 120 < X 〇
[0151] 2 64 △ ◎
[0152] 3 42 △ ◎
[0153] 4 30 〇 ◎
[0154] 5 20 ◎ ◎
[0155] B 1 80 △ ◎
[0156] 2 58 △ ◎
[0157] 3 40 〇 ◎
[0158] 4 25 ◎ ◎
[0159] C 1 1 7 ◎ ◎
[0160] 2 14 〇 ◎
[0161] 3 120 < X X
[0162] 第 8 表
[0163] ィ ンク系の構成部材 -N o. 3
[0164] 第 3表から、 第 8表に示すように、 イ ンク系部材が、 プラスチッ クから成るイ ンクジエツ ト記録方法において は、 イ ンク系部材を構成するプラスチッ ク材に対するィ ンク の接触角が 1 0° 以上 6 CT 以下であれば印字安定 性、 印字品質等の記録特性を、 十分に満足することがで きる。 1 0。 以下の場合濡れ性は良好であるがイ ンク の 泡立ちがはげしく なり気泡の排出性が逆に悪く なる。 ま た紙の上でも濡れやすく なり、 この結果滲みが極端に発 IS
[0165] 生しやくすなる。 印字安定性、 印字品質等の記録特性に ついて、 好ま しい効果が得られるのは、 ィ ンク系部材の プラスチック材に対するィ ンクの接触角が 1 5。 以上 50。 以下の時であり、 最も好ま しく は 20。 以上
[0166] 40。 以下の時である。
[0167] 次に、 前述した一般式 ( I ) および (Π) の化合物な らびに湿潤剤をィ ンク組成物の添加成分として使用した 場合の実施例ならびに比較例について説明する。
[0168] 以下の実施例の組成物において、 化合物の欄に ける、 たとえば 「 I L( J あるいは 「Π—① J なる記号は、 前 述した一般式 ( I ) の具体例①の化合物、 および (Π) の具体例①の化合物を意味する。
[0169] 実施例 a
[0170] 染 料 C.I.ダイ レク トブラック 1 9 1 % 化合物 Iー① 0. 5% 溶 剤 グリセリ ン 1 0%
[0171] 水
[0172] 実施例 b
[0173] 染 料 C . I .ァシッ ドブ ック 9 1 % 化合物 I -①. 1 % 溶 剤 ジエチレングリ コール 0 % 水 実施例 c
[0174] 染 料 I.フー ドブラ ック 2 2 % 化合物 Iー② 2 % 溶 剤 ジエチレングリ コール 5 % グリセリ ン 5 % 水 残量 実施例 d
[0175] 染 料 ダイ レク トブラ ッ ク 1 9 1 % 化合物 Iー⑤ ュ% 溶 剤 ジエチレングリ コール 1 0 % 水 残量 突施例 e
[0176] 染 料 MA100 (三菱化成工業 (株) ) 3% 化合物 Iー① 2 % 溶 剤 ジエチレングリ コール 5 % グリセリ ン 5 % 水 残量 実施例 f
[0177] 染 料 I .ダイ レク トブラ ッ ク 1 9 1 % 化合物 Π—① 0, 5% 溶 剤 ジエチレングリ コール 1 0 % 水 残量 実施例 g
[0178] 染 料 C .1.ァシッ ドブ ッ ク 1 6 9 2 % 化合物 Π -① 1 % 溶 剤 グリセ—リ ン 1 0 % 水
[0179] 実施例 h
[0180] 染 料 I .フー ドブラ ッ ク 2 2 % 化合物 Π—③ 2 % 溶 剤 ト リエチレングリ コール % グリセリ ン 5 % 水 残量 実施例 i
[0181] 染 料 ΜΑ 7 (三菱化成工業 (株) ) 2 % 化合物 Π -① 2 % 溶 剤 ジエチレングリ コール 5 % グリセリ ン 5 % 水 残量 比較例 j
[0182] 染 料 C. I .ダイ レク トブラ ッ ク 1 9 3 % 溶 剤 グリセリ ン 1 0 % 水 残量 比較例 k
[0183] 染 料 I.ァ シ ヅ ドブラック 9 2 % 溶 剤 ジエチレングリ コール 1 0 %
[0184] 水 残量 比較例 1
[0185] 染 料 I .フー ドブラ ック 9 3 % 溶 剤 ジエチレングリ コール 1 0 % グリセリ ン 5 % 水 残量 実施例 a〜 i、 比較例 j〜 1 に示すィ ンクを用 、て第 2表、 N o .2、 N o .3に示すイ ンク系部材に対する接触 角を測定した。
[0186] また、 第 2表、 No . ;2、 N 0.3に示すイ ンク系部材を 用いた時の記録特性について評価した結果を示す。
[0187] 下記の評価項目の内で、 安定性、 復帰性、 ならびに滲 みについては、 前述した方法と同様の方法で測定し評価 した。 曲り (飛行曲り) については、 下記の方法によつ た。
[0188] 1ページの連続印字を行なった後、 3 0秒待機させ再 度印字をさせる。 その時の印字状態を確認し飛行曲がり の有無をチエック し、 以下の判定基準にしたがって判断 する。
[0189] 全く 曲がらない : ◎
[0190] やや曲がる : △
[0191] ひどく 曲がる : X 各ィンクの各種材料に対する接 のデータ
[0192] No. 2 No. 3 、ノ へッ 供給管- タンク へ ッ ド 供給管 タ ン ク ク系 ポリサ テフ口 ナイ口 ポリ力一 ポリエ 塩化ビニ ルホン ン ン ボネート チレン
[0193] a 42 47 40 38 40 41 b 18 40 17 14 25 17 c 45 59 36 37 50 34 d 43 57 35 38 52 31 e 25 38 32 18 17 19 f 40 48 30 34 41 33 g 44 50 34 40 44 36 h 43 49 38 32 41 34 i 28 45 30 19 17 18 j 72 80 65 64 65 67 k 79 85 67 66 64 61
[0194] 1 67 80 64 68 67 62 表中、 データの単位はで )
[0195] 2 表
[0196] 各ィンクの各 料を用いたィンク系での im結果
[0197] No. 2 No. 3 安定性 復帰性 曲がり 安定性 復搬 曲がり 滲み a ◎ 20 s ◎ ◎ ◎ 10 s ◎ ◎ b 〇 30 ◎ ◎ 〇 28 ◎ ◎ c ◎ 16 ◎ ◎ 12 ◎ ◎ d ◎ 14 ◎ ◎ ◎ 15 ◎ ◎ e 〇 28 ◎ ◎ 〇 24 ◎ ◎ f ◎ 15 ◎ ◎ ® 19 ◎ ◎ s ◎ 7 ◎ ◎ ◎ 10 ◎ ◎ h ◎ 10 ◎ ◎ ◎ 12 ◎ ◎ i ◎ 13 ® ◎ 〇 34 ◎ ◎ j X 120ぐ X ◎ X 68 X ◎ k X 120< X ◎ X 70 X ◎
[0198] 1 X 120< X ◎ X 90 X ◎ 以上のように、 一般式 〔 I〕 、 〔Π〕 から選ばれる少 なく とも 1つの化合物を含むィ ンクを用いることで、 印 字安定性、 復帰性、 印字品質等、 イ ンクジュッ トプリ ン タ一に要求される特¾を満足する事ができる。
[0199] 以上に示したようにイ ンク噴出へッ ド、 イ ンク供給管、 イ ンクタンクから成るィ ンク供給路のいずれか一つがプ ラスチック材からなるィ ンクジエツ ト記録方法に於いて、 界面活性剤のような添加剤を含む場合も化合物 〔 I 〕 、
[0200] 〔Π〕 を含む場合も該プラスチックに対するイ ンクの接 触角が、 1 0。 以上 6 0。 以下であるィ ンクを用いるこ とでその記録方法の特徴を最大限に生かすことができる c このように、 本発明によれば、 濡れ性の悪いプラスチ ックからなるへッ ドに於て、 ドッ ト抜け等の トラブルを 速やかに解消することができる。 また、 プラスチックに 対する濡れ性を上げても紙の上での濡れ性は滲みのない レベルを保っており高品質の印字を得ることができる。 また、 へッ ドのみならずイ ンク系部材がプラスチック の場合も流路にある気泡が復帰動作によって十分排出さ れず、 印字途中に突然ドッ ト抜けを発生していたがその ような不良も改良できる。
[0201] また、 今までのようにプラスチッ クの表面処理を行な い濡れ性を上げるという工程を省略する事ができ低コス トで量産性があるというプラスチックのメ リ ッ トを十分 生かすことができる。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
1 . イ ンクジヱッ ト記録装置におけるイ ンク供給系 部材の少なく とも一 がプラスチック材料からなり、 該 プラスチック材料に対する接触角が 1 0〜6 0。 の範囲 にあるィ ンク組成物を当該ィ ンクジェッ ト記録装置の供 給イ ンクとして使用することを特徵とする、 イ ンクジェ ッ ト記録方法。
2 , 前記ィ ンク組成物の前記プラスチック材钭に対 する接触角が 1 5〜5 0 ° の範囲にある、 請求項 1に記 載の方法。
3 . 前記ィ ンク組 物の前記プラスチック材料に対 する接触角が 2 C!〜 4 0 ° の範囲にある、 請求項 1に記 載の方法。
4 . イ ンクジヱッ ト記録装置におけるィ ンク供給系 部材が、 ィ ンク噴出へッ ド、 ィ ンク供給管およびィ ンク タ ングを有し、 前記ィ ンク噴出へッ ドがプラスチック材 料からなる、 請求項 1に記載の方法。
5 . 前記ィ ンク組成物が、 下記一般式 ( I ) および または (Π ) で表される化合物を、 単独もしく は混合 物として 0 . 1〜5重量%含有する、 請求項 1に記載の 方法。 N NH,
( I )
(ただし、 上式中、 Rェ は、 水素、 アルキル基、 ァ ミ ノ基、 水酸基、 およびハロゲンから選ばれた基、
Rつおよび R 3は、 各々、 水素またはアルキル基、 R Δ は、 水素またはアミ ノ基、
Μは、 アルカリ金属、 またはアル力ノールアミ ンであ る 0 )
(ただし、 上式中、 R - は、 水素、 了ルキル基、 ァミ ノ基、 水酸基、 およびハロゲンから選ばれた基、
R。は、 置換もしく は非置換のアルキル基である。 ) 6 . 前記イ ンク組成物が、 エチレングリ コール、 ジ エチ レ ングリ コール、 ト リエチ レ ングリ コール、 ポリエ チレングリ コールおよびグリセリ ンからなる群から選ば れた少なく とも 1種からなる湿潤剤、 および水を含有す る、 請求項 5に記載の方法。
7. イ ンク ジヱ ッ ト記録装置におけるィ ンク供耠系 部材の少なく とも一部がプラスチッ ク材料からなり、 該 プラスチッ ク材料に対する接触角が 1 0〜60° の範囲 にあるィ ンク組成物を当該ィ ンク ジュ ッ ト記録装置の供 給イ ンク と して具備してなることを特徴とする、 イ ンク ジェッ ト記録装置。
8. イ ンクジヱ ッ ト記録装置における、 プラスチッ ク材料からなるィ ンク供給系部材に対して 1 0〜6〇° の範囲の接触角を有することを特徴とする、 イ ンク ジュ ッ ト記録用ィ ンク組成物。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1991-05-30| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP US |
1991-05-30| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE |
1991-07-13| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990916819 Country of ref document: EP |
1991-10-30| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990916819 Country of ref document: EP |
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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JP29790289||1989-11-16||EP90916819A| EP0453578B1|1989-11-16|1990-11-15|Ink jet recording method|
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